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■記者　岡田浩平

　日本原水協などの原水爆禁止世界大会の実行委員会は１５日、東京都内で総会を開き、８月に広島、長崎両市で開く大会の日程を決めた。議論を通じて、各国政府による核兵器禁止条約の速やかな交渉開始へ機運を高める。

　３～５日に広島市中区の広島文化交流会館などで国際会議を開催。各国の政府、市民団体の代表たちと全体会議や分科会で討議する。引き続き５日から「世界大会―広島」を催し６日に中区の県立総合体育館でメーン集会を持つ。

　「世界大会―長崎」は７～９日に長崎市民会館体育館などで開く。

　また総会では、今夏の大会を「核兵器全面禁止の交渉開始へと動かす歴史的な大会」と位置付け、幅広い参加を呼び掛けるアピールも採択した。

（２０１１年２月１６日朝刊掲載）

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