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復興広島 写真に刻む 中区の明田さん パネル展

■記者 加茂孝之

 復興する広島を撮影し続けた広島市中区の写真家明田弘司さん(88)の写真パネル展が16日、中区の天満屋八丁堀店1階で始まった。21日まで。無料。

 原爆ドーム横に開店したお好み焼き店や、再建されて利用客でにぎわう広島駅など1950、60年代に撮影した14点を展示している。南区の会社員橋本浩邦さん(42)は「当時の暮らしぶりやエネルギーが伝わってくる」と見入っていた。

 明田さんの写真集「百二十八枚の広島」を基にしたドキュメンタリー番組の完成を機に、CS「ヒストリーチャンネル」が企画した。番組は19日午後10時から県内のケーブルテレビで放映する。20日午後2時からは、主題歌を歌う玉城ちはるさん(30)のトークライブがある。

(2011年2月17日朝刊掲載)

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