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■記者　山本乃輔

　ネパールのドゥルガ・バハドゥール・スベディ駐日臨時代理大使が２０日、広島市中区の広島国際会議場で、秋葉忠利市長に「第１回ゴータマ・ブッダ国際平和賞」の授賞通知などを手渡した。

　大使は「平和や非暴力を訴え、世界の核兵器廃絶のために素晴らしい貢献をしている」と授賞理由を説明。秋葉市長は「被爆者の努力を認めてくださった証し」と喜んでいた。

　平和賞は同国政府が今年創設した。第１回受賞者は秋葉市長と長崎市の田上富久市長。ネパール出身とされるブッダの教え、平和思想を広めた人に授与するという。授賞式は５月１７日にブッダの生誕地ルンビニである。

（２０１１年２月２１日朝刊掲載）

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