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拉致早期解決へ署名を呼び掛け 三次・庄原

 北朝鮮による日本人拉致事件の早期解決を求める署名活動が21日、三次、庄原両市の2カ所であった。地元のNPO法人「明るい社会づくり運動県備北協議会」が来春までに5千人分を集め、安倍晋三首相に届ける。

 三次市十日市中のショッピングセンターでは、会員4人が「一日でも早い解決へご協力を」と呼び掛け、5時間で約200人分を集めた。署名した庄原市口和町の建築業堂前裕治さん(65)は「孫ぐらいの子どもですら連れ去られた。人ごとでは済まされない」と話した。庄原市でも約200人分が集まった。

 協議会は、拉致被害者である横田めぐみさんの父滋さんと母早紀江さんの講演会を両市で開いた2005年から毎年、署名を集めている。

(2014年12月22日朝刊掲載)

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