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拉致問題解決へ対策強化を要望 益田市長に市民団体 島根

 北朝鮮の拉致問題に取り組む市民団体「東アジアネットワーク」(出雲市)のメンバーが、益田市役所を訪れ、山本浩章市長に問題解決への対策強化を求める要望書を提出した。

 同ネットや1973年、同市内で行方不明になった津和野町出身の益田ひろみさん=当時(20)=の同級生たちでつくる「益田ひろみさんをさがす会」のメンバー計6人が訪問。同ネットなどはことし8月、同市遠田町の海岸を調査し、北朝鮮工作員の侵入場所を特定したとしている。石原倫理代表幹事(57)が「益田から広く世論喚起をしてほしい」と、同市への対策室設置や情報提供の呼び掛け強化などを求める要望書を山本市長に手渡した。

 また、同ネットと同会は26日、工作員の可能性がある男の似顔絵を載せたチラシ約200枚を同市中心部で配った。

(2014年12月29日朝刊掲載)

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