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福島第1原発事故 放射線技師や医師ら福島へ 広島市が40人

 東日本大震災で発生した福島第1原発事故を受け、広島市は18日から順次、市民病院(中区)や各区の保健センターに勤務する医師たち延べ40人を福島県に派遣する。

 医師と診療放射線技師、事務・運転要員の計4人が1チームとなり、原発事故で避難した住民を対象に放射線被曝量の測定や心理ケアを進める。派遣者を4日程度で交代し、4月29日まで現地で活動する予定。

 また、市は18日、下水道局職員11人を仙台市へ派遣する。約10日間滞在し、下水道管の破損状況を調べる。当初は15日に派遣する予定だったが、福島第1原発の事故を受けて出発を見合わせていた。

(2011年3月18日朝刊掲載)

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