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核兵器の廃絶へ 思い4万2606人分 市長に高校生提出

■記者 金崎由美

 平和市長会議の核兵器廃絶署名に協力する広島市や福山市の高校生9人が18日、会長の秋葉忠利市長に4万2606人分の署名を届けた。

 市役所を訪れた広島女学院高(中区)2年川島宏美さん(17)は「署名に込めた思いが世界に届いてほしい」。盈進高(福山市)2年元木茜さん(17)は「街頭で市民や被爆者から『ありがとう』と言われたのが励みだった」と語った。

 活動は「核廃絶!ヒロシマ中高生による署名キャンペーン」と銘打ち、両校と沖縄尚学高(那覇市)の生徒が2008年度から取り組んでいる。2009年度までの署名は秋葉市長が国連に提出した。

(2011年3月19日朝刊掲載)

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