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「特攻の島」作者が講演 周南で来月

 旧日本軍の特攻兵器「回天」の搭乗員を描く漫画「特攻の島」作者の佐藤秀峰さん(41)の講演会が2月13日午後7時から、周南市市民館である。同市の周南観光コンベンション協会の主催。

 作品は、回天の訓練基地があった同市の大津島を主な舞台に、訓練風景や搭乗員の揺れる心情を描く。講演は「特攻の島からのメッセージ」がテーマ。佐藤さんが、作品に込めた思いや取材の思い出などを語る。

 回天の史実を伝えようと同協会が取り組む「平和の島プロジェクト」の一環。佐藤さんはこれまでも、回天関連グッズのデザイン画などでプロジェクトに協力している。

 前売り千円、当日1500円。先着千人。協会が運営する観光案内所まちのポート(周南市みなみ銀座)で販売する。周南観光コンベンション協会Tel0834(33)8424。

(2015年1月7日朝刊掲載)

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