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東日本大震災 医療チームが宮城へ第1陣 県医師会など

■記者 衣川圭

 県医師会などの災害医療チームが24日、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市に向け出発した。

 第1陣は、県医師会の松村誠常任理事を団長に医師3人、薬剤師1人、看護師2人や事務担当を含む計10人。石巻赤十字病院で休みなく活動する現地スタッフを助け、被災者の診療などに当たる。

 日本医師会災害医療チーム(JMAT)として活動。県医師会と県薬剤師会、県看護協会で継続的に派遣する。出発式のあった広島市南区のJR広島駅で、松村理事は「総力で支援し、被災者を励ましたい」と話した。

 広島市医師会も、十四大都市医師会連絡協議会の災害時協定の一環で仙台市に順次医師を派遣。避難所の巡回診療などを担う。

(2011年3月25日朝刊掲載)

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