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潜水艦イメージ カフェ3月開設 呉 てつのくじら館

 海上自衛隊呉史料館てつのくじら館(呉市宝町)に3月、来館者向けのカフェが開設される。

 1階の入り口に近い多目的室(約100平方メートル)を改装し、販売カウンターやテーブルを置く。店名は「JMSDF CAFE」。海自隊の英訳の頭文字から取った。コーヒー、クッキーなどを販売。自衛隊に関する書籍や資料も充実させ、施設見学の合間に閲覧してもらったり、くつろいだりしてもらう。

 カウンターの色は黒と赤で「てつのくじら」として展示する退役潜水艦あきしおの外観をイメージ。館には土産店はあるが、飲食や休憩所がなかった。多目的室にあった見学者と隊員との写真撮影コーナーは、3階のイベント室に移す。

 施設は2007年オープン。潜水艦や掃海に関する資料を一般に無料公開し、昨年末現在で累計約285万人が訪れた。民間資金を活用するPFI方式を採用し、3社でつくる呉エイチ・アンド・テイ(広島市中区)が運営している。(小島正和)

(2015年1月9日朝刊掲載)

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