旧日本軍の歩兵銃か 瀬戸内高敷地から鉄塊 広島市東区
15年1月13日
広島市東区の瀬戸内高の敷地内で昨年11月末、歩兵銃の形をした鉄塊が複数見つかっていたことが9日、分かった。旧日本軍の駐屯地だったことから広島東署は「当時の銃ではないか」としている。
同署によると、昨年11月28日、同校で新設する体育館の基礎工事をしていた作業員が、深さ約2メートルの地中から発見。長さ60センチほどの棒状の鉄塊が2日間で10本ほど見つかった。原形はほとんどとどめていなかったが、引き金などの一部が確認できたという。県警は廃棄する方針。
市公文書館によると、瀬戸内高の前身となる松本工業学校は戦時中、校庭や校舎の一部を陸軍部隊に貸与し、兵隊が駐屯していた。銃は終戦前後に埋められていた可能性もあるという。(西村萌)
(2015年1月10日朝刊掲載)
同署によると、昨年11月28日、同校で新設する体育館の基礎工事をしていた作業員が、深さ約2メートルの地中から発見。長さ60センチほどの棒状の鉄塊が2日間で10本ほど見つかった。原形はほとんどとどめていなかったが、引き金などの一部が確認できたという。県警は廃棄する方針。
市公文書館によると、瀬戸内高の前身となる松本工業学校は戦時中、校庭や校舎の一部を陸軍部隊に貸与し、兵隊が駐屯していた。銃は終戦前後に埋められていた可能性もあるという。(西村萌)
(2015年1月10日朝刊掲載)