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紙芝居並べ反核訴え 市民グループの安国会長 三原

 三原市の市民グループ「ふれあい紙芝居友の会」の安国忠司会長(71)=同市宮沖=が9日、同市城町の商業施設前で、戦争の悲惨さを訴える自作の紙芝居を並べた。核兵器の全面禁止を求める署名活動をした市原水協に協力した。

 紙芝居は、被爆者の手記を基に、原爆投下で破壊された街の様子などを安国さんが描いた作品。A3判50枚のうち10枚を並べた。

 被爆70年のことしは、米ニューヨークで、5年に1度の核拡散防止条約(NPT)再検討会議がある。安国さんは「核兵器や戦争は決してあってはいけないもの。若い人にもっと関心を持ってほしい」と話した。(山本庸平)

(2015年1月10日朝刊掲載)

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