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埋め立て予定地 海藻調査を要請 中電に市民団体

■記者 漆原毅

 市民団体の長島の自然を守る会(高島美登里代表)は28日、中国電力が建設を計画する上関原子力発電所(山口県上関町)の埋め立て予定地で確認された環境省の絶滅危惧Ⅱ類指定の海藻について、生態調査をするよう申し入れた。

 高島代表が広島市中区の中電本社を訪れ、「長期にわたる調査を」と求めた。中電の広報担当者は「専門家から情報を集め、必要に応じて適切な措置を講じる」と述べた。

 日本生態学会(京都市)、民主党衆院議員の有志も同行し、それぞれ地質調査の中止などを申し入れた。

(2011年3月29日朝刊掲載)

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