島根原発視察「審査と無関係」 規制委
15年1月17日
原子力規制委員会は、昨年12月の建設中の中国電力島根原子力発電所3号機(松江市鹿島町)視察に対し、理由を明らかにするよう求めた鳥取県の平井伸治知事に、「新規制基準の適合性審査とは全く関係ない」と回答した。
県によると、回答は電子メールで9日夜に届いた。規制委は「(3号機は)被曝(ひばく)することなく詳細な構造が見られる国内でほぼ唯一の施設」「職員の教育・研修が目的で、何ら予断は持っていない」などと説明した。
平井知事は適合性審査申請前の3号機視察に不快感を示し同月18日、規制委に抗議していた。県は「納得できる回答が得られた」としている。
(2015年1月16日朝刊掲載)
県によると、回答は電子メールで9日夜に届いた。規制委は「(3号機は)被曝(ひばく)することなく詳細な構造が見られる国内でほぼ唯一の施設」「職員の教育・研修が目的で、何ら予断は持っていない」などと説明した。
平井知事は適合性審査申請前の3号機視察に不快感を示し同月18日、規制委に抗議していた。県は「納得できる回答が得られた」としている。
(2015年1月16日朝刊掲載)