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米軍機訓練で要望書を提出 岩国市に共産市議ら

 米海兵隊岩国基地のある岩国市の市街地上空で米軍機と思われる航空機の飛行が相次いだのを受け、共産党市委員会と同市議団は16日、市街地上空での飛行訓練を行わないよう、あらためて米軍への申し入れを求める要望書を市に提出した。

 市には13、14の両日に計65件の苦情が寄せられた。市は15日、岩国基地に人口密集地上空の飛行を可能な限り控えるよう求めたが、その後も飛行は続いており、15日には新たに62件の苦情があった。

 市委員会と市議団の計5人が市役所を訪問。市基地政策課の担当者に手渡し、「最近は飛行の状況が変わり、市街地で旋回などの訓練をしている」と指摘した。

 17、18の両日は市内で大学入試センター試験が実施される。このため国が岩国基地に配慮要請を出しているという。

(2015年1月17日朝刊掲載)

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