英語で「平和」を発信 被爆70年市事業 早稲田中生カード作成 広島市東区
15年1月23日
ことしの原爆の日に広島市を訪れる外国人へ平和の大切さを伝えようと、市内の中学2年生が英語のメッセージ文を考えている。市の被爆70年記念事業の一つ。代表の20人が、各国の政府代表たちにメッセージカードを手渡す。
22日は、東区の早稲田中2年1組の26人が英語の授業で文案をつくった。事前の平和学習を踏まえ、和英辞典をひきながら「8月6日に一つの原爆が広島に落とされた」「平和とは世界中の人々が笑顔になること」などと用紙に書き込んだ。
約120語の英文に仕上げる。西尾美紅さん(14)は「世界平和に向け、何ができるか考えて書きたい」と話した。
市教委が平和への意識を高めようと、市内77中学校に作成を呼び掛けている。3月末までに寄せられた文を基に、20人の「メッセンジャー」を選任。当日に向け英会話研修などもするという。(菊本孟)
(2015年1月23日朝刊掲載)
22日は、東区の早稲田中2年1組の26人が英語の授業で文案をつくった。事前の平和学習を踏まえ、和英辞典をひきながら「8月6日に一つの原爆が広島に落とされた」「平和とは世界中の人々が笑顔になること」などと用紙に書き込んだ。
約120語の英文に仕上げる。西尾美紅さん(14)は「世界平和に向け、何ができるか考えて書きたい」と話した。
市教委が平和への意識を高めようと、市内77中学校に作成を呼び掛けている。3月末までに寄せられた文を基に、20人の「メッセンジャー」を選任。当日に向け英会話研修などもするという。(菊本孟)
(2015年1月23日朝刊掲載)