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大気からセシウム 益田で微量

■記者 金山努

 島根県は4日、益田市の益田保健所で採取した大気中のちりから放射性物質のセシウム137を検出したと発表した。ごく微量で健康に影響はないとしている。3月12日の測定開始以降、県内でのセシウム137の検出は初めて。

 3日午前9時までの24時間で採取。1立方メートル当たり0.11ミリベクレルだった。ごく微量のセシウム134も検出した。いずれも国の基準値の数十万分の1のレベル。県は、福島第1原発事故の影響とみている。

(2011年4月5日朝刊掲載)

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