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原子力規制委の審査内容を報告 松江で安対協

 島根県松江市は30日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の安全対策協議会(安対協、46人)を市役所で開き、中電の担当者が2号機再稼働の前提となる原子力規制委員会による審査会合について説明した。

 委員31人が出席。中電島根原子力本部の古林行雄本部長たちが、原発近くの宍道断層の長さが約22キロと従来の評価と変わらないとする追加調査結果を説明したことや、規制委からより詳細なデータによる説明を求められたことなどを報告した。

 また事務局側が、島根原発を委員が3月に視察する方針を示した。安対協委員長の松浦正敬市長は「耐震安全性の評価について市民の関心は高く、適宜説明してほしい」と中電に求めた。

(2015年1月31日朝刊掲載)

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