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島根原発の周辺活断層再調査を 共産党県委員会、規制委に

 共産党島根県委員会は4日、原子力規制委員会に対し、島根原子力発電所2号機(松江市鹿島町)の周辺にある活断層について中国電力への徹底した調査の指示などを求めた。

 申し入れは、中電の断層調査は「不十分」として再調査の指示や、山陰地方に未知の断層がないかを徹底して調べるなど5項目。県議たち9人が国会内で、規制委事務局の原子力規制庁担当者に伝えた。

 規制委は5日から現地調査を予定しており、担当者は「しっかり確認する」と説明。他の断層についても必要に応じて現地を訪れ、丁寧な審査に当たると強調した。

 中電は昨年、宍道断層(長さ約22キロ)など周辺の断層を追加調査。宍道断層の長さは変わらないと評価した。

(2015年2月5日朝刊掲載)

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