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被爆70年展を共催 広島と長崎の美術館 7~10月

 広島県は6日、原爆投下から70年となることしの夏から秋にかけて、広島県立美術館(広島市中区)と長崎県美術館(長崎市)が、「広島・長崎被爆70周年『戦争と平和』展」を共催する、と明らかにした。

 絵画や写真を通して戦争の悲惨さや被爆の惨状を訴える。広島県によると、両美術館が原爆などの企画展を共催するのは初めて。

 被爆者で2009年に亡くなった日本画家の平山郁夫氏が、原爆によって炎上する広島の街を描いた「広島生変(しょうへん)図」など、両美術館の収蔵品や、広島市の原爆資料館にある被爆者の写真などを展示する。

 広島で7月25日~9月13日に約180点を公開し、長崎で9月19日~10月25日にそのうちの約100点を展示する。

(2015年2月7日朝刊掲載)

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