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核兵器禁止条約締結へ署名提出 平和首長会議に山口の団体

 山口県の生協、被爆者団体など5団体でつくる県ピースアクション実行委員会(有吉政博委員長)が9日、核兵器禁止条約の交渉開始を求める7万7024人分の署名を、平和首長会議に提出した。同会議は今春、米ニューヨークである核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ、国連へ届ける。

 有吉会長、県被団協の森田雅史会長たち14人が、広島市役所を訪問。街頭で集めたり、生協の組合員から寄せられたりした段ボール3箱分の署名を首長会議会長の松井一実市長に託した。森田会長は「被爆者の長年の願いも届けて」と訴えた。

 首長会議は2015年までの核兵器禁止条約の締結を掲げ、10年に署名活動を始めた。これまでに約135万人分が寄せられた。

(2015年2月10日朝刊掲載)

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