×

ニュース

ミャンマーの若者 原爆学ぶ 女子高生 資料館など訪問 広島

 広島市を訪れているミャンマーの女子高生10人が11日、中区の原爆資料館を見学した。交流する広島女学院中・高(中区)の生徒14人から英語で案内を受け、原爆被害の実態に触れた。

 15~18歳の10人は焼け焦げた三輪車の展示や、全身やけどを負った人々の写真を沈痛な表情で見入った。平和記念公園内などの慰霊碑も回った。

 高校1年のミャット・フォン・シットさん(15)は「被爆者の姿を再現した人形が一番印象に残った。悲惨な出来事を繰り返したくない」と話した。

 10人は女学院中・高の交流事業の一環で10日に広島市入り。生徒宅にホームステイしながら授業にも参加し、15日まで滞在する。(原未緒)

(2015年2月12日朝刊掲載)

年別アーカイブ