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■記者　金崎由美

　原爆資料館（広島市中区）は、被爆体験を映像で伝える「被爆者証言ビデオ」の本年度の出演者２０人を募集している。

　広島県内に住む被爆者でこれまで出演していない人が対象。９～１１月に、自宅や被爆した地点など本人が希望する場所で撮影する。被爆時の状況や身体や心にどんな影響を受けたかを語ってもらう。

　映像は資料館が保存する。ホームページ（ＨＰ）で公開し、広島へ修学旅行に来る全国の学校にも事前学習用に貸し出す。ビデオ撮影は１９８６年度から始め、１０１１人分を収録している。

　６月１５日締め切り（必着）。応募用紙は資料館やＨＰから入手できる。資料館啓発担当Ｔｅｌ０８２（２４２）７８２８。

（２０１１年５月７日朝刊掲載）