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尾道から被災移住者支援 7・8日 ライブや映画を上映/11日 未来への手紙書こう

 福島第1原発事故の被災地などから移り住んできた人たちを支援するイベントが尾道市である。7、8日は西久保町の浄泉寺でライブを開催。東日本大震災から4年の11日は、東御所町のJR尾道駅前で、訪れた人に未来への手紙を書いてもらう。

 ライブは7日午後5時半~9時に3組、8日午後4時半~8時に4組が出演。8日は午前9時40分から東御所町のシネマ尾道で映画「スーパーローカルヒーロー」を上映する。作品は市内でCD店を経営する信恵勝彦さんがミュージシャンを応援したり、被災地からの避難者を支援したりする姿に迫っている。

 11日は正午~午後7時に駅前の芝生広場にテントを設け、手紙をポストに入れてもらう。実行委員会は毎年、同様のイベントを3月11日に企画し、預かった手紙は10年後などに開封する計画。

 ライブはNPO法人や信恵さんたち、手紙のイベントは実行委が主催。収益や会場でのカンパを、被災地からの移住者を支援する市民グループの活動費に充てる。

 ライブは前売り1日券3500円、2日券6千円(当日各500円増)。高校生・大学生は半額、中学生以下無料。映画は高校生以上千円、ライブ参加者と中学生以下無料。信恵さんTel090(1336)4757。

 未来への手紙は実行委Tel0848(24)9889。

(2015年3月5日朝刊掲載)

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