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　４月３日告示、１２日投開票の山口県議選上関町・田布施町・平生町選挙区（定数１）に、元職で保険代理店業の小中進氏（６７）が５日、無所属で立候補すると正式に表明した。中国電力上関原発（上関町）の建設反対を掲げ、計画の是非の争点化を目指す。

　小中氏は、上関原発建設計画に反対する２市４町議会議員連盟幹事長。田布施町商工会館サリジエで記者会見し、「原発建設を阻止し、安心して暮らせる地域を残す。農漁業の振興や６次産業化で自立したまちづくりを提案する」と述べた。

　小中氏は田布施町出身。県議選熊毛郡区で２００３年に初当選し、１期務めた。上関町・田布施町・平生町選挙区にはこれまでに、自民党現職の吉井利行氏（６６）が立候補を表明している。

（２０１５年３月６日朝刊掲載）