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4小児童と合作 平和願う絵完成 東広島の高美が丘小

 東広島市の高美が丘小(高屋高美が丘)の3年生が10日、平和を願う5メートル四方の絵を完成させた。市内4小の児童との合作。広島大の学生も手伝った。

 布いっぱいに色鮮やかな10枚の花弁がある花を描いた。「十人十色」で個性を認め合おうという思いを込め、学生がデザインした。

 5ピースで画面を構成し、西条、東西条、入野、風早小の児童が学校単位で描いた計4ピースは既にできていた。この日は高美が丘小の86人が描いた1ピースを組み合わせ、1枚に仕上がった。水島優花さん(9)は「見た人に平和について考えてほしい」と話した。

 5校はNPO法人アース・アイデンティティ・プロジェクト(東京)の企画「世界一大きな絵」に参加。世界の子どもが描いた絵とともに、国内外で展示される。(森岡恭子)

(2015年3月11日朝刊掲載)

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