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島根1号機廃炉は来週中に判断 中電社長

 中国電力の苅田知英社長は13日、運転開始から41年経過した島根原子力発電所(松江市鹿島町)1号機について、来週中に廃炉の判断をする方針を示した。

 松江市で記者の質問に答えた苅田社長は「今の段階では社内的にまだ決めていない。方向性を決めれば、まず地元、その後、国に説明する。来週中に臨時取締役会を開くように社内で調整をしている」と述べた。

 臨時取締役会で1号機の廃炉を決めた場合、2015年度の電力供給計画に「当然入ってくる」との考えを示した。

 中電は1号機の廃炉について18日にも立地自治体の島根県と松江市に説明。翌19日にも経済産業省に報告する方向で調整している。

(2015年3月14日朝刊掲載)

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