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ユニタール・グローバル・パートナー賞 湯崎知事が受賞 

■記者 加納亜弥

 国連訓練調査研究所(ユニタール、本部スイス・ジュネーブ)は13日、平和や紛争国の復興支援の功績をたたえるため、ことし創設した「ユニタール・グローバル・パートナー賞」を広島県の湯崎英彦知事に贈った。

 県は、中国四国地方で初の国連機関となるユニタール広島事務所(広島市中区)を2003年に誘致。アフガニスタン復興をはじめとしたアジア太平洋地域の人材育成事業、事務所運営費への財政支援を続けてきた。本年度は約8200万円。

 13日はピエール・サネ前国連事務総長補佐官たちが県庁を訪問し、湯崎知事にメダルを手渡した。湯崎知事は「私個人ではなく広島の蓄積への評価。世界の平和拠点としてメッセージを発信し続けたい」と述べた。

 同賞には世界8カ国の官公庁幹部や有識者計12人が選ばれ、国内は湯崎知事が唯一受賞した。

(2011年5月14日朝刊掲載)

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