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　ウクライナ情勢をめぐり、ロシアのプーチン大統領が核兵器使用の準備を指示していたことを明らかにしたのを受け、岸田文雄外相は１７日の記者会見で「核兵器の使用はあってはならない」と強調した。

　岸田氏は「力による現状変更は決して認められない。ロシアを含む関係国が建設的な努力をすることを期待したい」と、ロシアによるウクライナ南部クリミアの編入を重ねて非難。その上でプーチン氏の発言に関し、「わが国としては、核兵器のない世界に向けて引き続き努力する」と述べた。

（２０１５年３月１８日朝刊掲載）