広陵高にもプレート贈呈 テニアン島との平和交流評価 広島市安佐南区
15年3月18日
広島市安佐南区の広陵高が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「ユネスコスクール」に認定された。広島に原爆を投下した米軍機エノラ・ゲイが出撃した太平洋北マリアナ諸島(米自治領)のテニアン島の中高生と交流するなど、平和活動や国際交流が評価された。
17日、同校で認定を記念するプレートの贈呈式があり、1、2年生約900人が参加。広島ユネスコ協会(広島市中区)の北川建次会長が「ユネスコスクール」と記された縦16センチ、横60センチのプレートを中土基校長に手渡した。
同校は2005年、現地のテニアン中高と姉妹校提携を結んだ。これまでに計約100人が同中高へ短期留学する一方、同中高から約70人を受け入れるなど、平和交流を続けている。
生徒会長の2年宇坪渉君(17)は「今後も交流を通じ、原爆の恐ろしさや平和の尊さを次世代に伝える役割を担っていきたい」と話していた。(加茂孝之)
(2015年3月18日朝刊掲載)
17日、同校で認定を記念するプレートの贈呈式があり、1、2年生約900人が参加。広島ユネスコ協会(広島市中区)の北川建次会長が「ユネスコスクール」と記された縦16センチ、横60センチのプレートを中土基校長に手渡した。
同校は2005年、現地のテニアン中高と姉妹校提携を結んだ。これまでに計約100人が同中高へ短期留学する一方、同中高から約70人を受け入れるなど、平和交流を続けている。
生徒会長の2年宇坪渉君(17)は「今後も交流を通じ、原爆の恐ろしさや平和の尊さを次世代に伝える役割を担っていきたい」と話していた。(加茂孝之)
(2015年3月18日朝刊掲載)