長崎の被爆者 祈りの歌声 合唱団「ひまわり」南区で公演
11年5月30日
■記者 教蓮孝匡
長崎県内の被爆者でつくる合唱団、被爆者歌う会「ひまわり」が28日、広島市南区の区民文化センターで歌声を響かせた。広島公演は初で、市内の合唱団と共演し、平和への思いを分かち合った。
胎内被爆者を含む65~85歳の男女31人が出演。メンバーが作詞作曲した「もう二度と」など5曲を披露した。曲の合間には、佐伯区の永木博子さん(80)が被爆体験を語った。最後は会場全員で合唱し、交流継続を誓い合った。
ひまわりは2004年、長崎市の音楽家寺井一通さん(62)の呼び掛けで結成。長崎市の平和祈念式典でも歌った。今回の公演は広島市の市民団体の招きで実現した。平原ヨシ子会長(82)は「広島の人とともに平和の尊さを歌で訴えていきたい」と力を込めた。
(2011年5月29日朝刊掲載)
長崎県内の被爆者でつくる合唱団、被爆者歌う会「ひまわり」が28日、広島市南区の区民文化センターで歌声を響かせた。広島公演は初で、市内の合唱団と共演し、平和への思いを分かち合った。
胎内被爆者を含む65~85歳の男女31人が出演。メンバーが作詞作曲した「もう二度と」など5曲を披露した。曲の合間には、佐伯区の永木博子さん(80)が被爆体験を語った。最後は会場全員で合唱し、交流継続を誓い合った。
ひまわりは2004年、長崎市の音楽家寺井一通さん(62)の呼び掛けで結成。長崎市の平和祈念式典でも歌った。今回の公演は広島市の市民団体の招きで実現した。平原ヨシ子会長(82)は「広島の人とともに平和の尊さを歌で訴えていきたい」と力を込めた。
(2011年5月29日朝刊掲載)