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中高生に平和の連続講座 原爆資料館 長崎へ初の研修旅行も

 原爆資料館(広島市中区)は「中・高校生ピースクラブ」の参加者を募集している。参加者は被爆の実態を伝える連続講座を受け、広島と長崎の原爆の日には平和活動に取り組む。

 講座は、19日から8月10日まで6回開催。被爆から10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子さんの一生を通して平和の尊さを学ぶ。8月6日は禎子さんをテーマにしたポスター展を原爆資料館で開き、受講生が会場で解説をする。8月9日は長崎市を訪れ、平和祈念式典に出席する。

 ピースクラブは、今年で10回目。平和活動を通して長崎の中高生と交流してもらおうと初めて研修旅行を組み込んだ。市内に住むか通学する中高生が対象。参加費は中学生6600円、高校生6800円。6月10日締め切り。先着30人。同館啓発担当Tel082(242)7828。

(2011年6月3日朝刊掲載)

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