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NPT会議に知事が参加へ 広島

 広島県の湯崎英彦知事は8日、米ニューヨークの国連本部で27日に始まるNPT再検討会議に合わせ、23日に訪米すると発表した。再検討会議に参加し、核兵器の廃絶を呼び掛けるパネル討議を開催。被爆地訪問が各国のリーダーの行動規範になるよう働き掛ける。

 パネル討議は現地時間の29日に開催。「核兵器の非人道性と法的枠組み」をテーマに、国連軍縮部門のトップであるアンゲラ・ケイン軍縮担当上級代表や非政府組織(NGO)関係者たち7人前後が出席を予定している。

 湯崎知事は23、24日にワシントンで米政府関係者たちと意見交換し、27~29日に再検討会議に出席。5月1日に帰国する。湯崎知事は記者会見で「再検討会議で合意文書ができることを期待している。その中で政治指導者の被爆地訪問を義務付けてもらうよう働き掛けたい」と述べた。

(2015年4月9日朝刊掲載)

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