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来月4日 ピース・アクト・ヒロシマ音楽祭 広島出身など24人出演 2015ひろしまFF

 2015ひろしまフラワーフェスティバル(FF)の被爆70年企画として、FF実行委員会は5月4日、「ピース・アクト・ヒロシマ音楽祭」を広島市中区の平和記念公園のカーネーションステージで開く。歌手の加藤登紀子さん(71)たちが出演し、音楽を通じて平和の大切さを訴える。(加茂孝之)

 加藤さんが参加を呼び掛け、広島ゆかりのミュージシャンたち24人が出演。安芸高田市出身の堂珍嘉邦さん(36)、大竹市在住の二階堂和美さん(41)、呉市出身の島谷ひとみさん(34)、広島市安佐南区出身のTEE(ティー)さん(32)のほか、広島県出身の谷優里さん(15)がメンバーのアイドルグループ「AKB48 Team8」も歌う。

 午後2時15分~6時45分で無料。エンディングで広島市内の小学生と出演者が「広島 愛の川」を合唱する。この曲は漫画「はだしのゲン」の作者、故中沢啓治さんの詩に作曲家山本加津彦さん(35)が曲を付け、加藤さんがCD化した。

 音楽祭は、世界に平和を訴える中国新聞社の被爆70年プロジェクト「ピース・アクト・ヒロシマ」の一環。FFのスペシャルゲストも務める加藤さんは「音楽を通じて若い人たちが平和について語り合い、被爆体験を風化させないための出発点にしたい」と話している。

(2015年4月15日朝刊掲載)

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