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　山口県内の市民団体や労働組合でつくる「戦争をさせない山口１０００人委員会」が１８日、山口市の労福協会館で集会を開いた。岩国市議が「岩国基地の今」をテーマに講演。市民たち約１５０人が参加した。

　同委員会共同代表の愛宕山を守る会（岩国市）の岡村寛さんが「一緒に考えながら、平和で住みよい国にしていこう」とあいさつ。岩国市の田村順玄市議が、米海兵隊岩国基地で１月にあった地下配管の燃料漏れなどについて報告し、「緊張感を持って継続して監視していこう」と呼び掛けた。

　同委員会は昨年１１月、憲法の解釈変更による集団的自衛権の行使容認に反対して発足。ことし５月２３日には山口市で大規模集会を予定している。

（２０１５年４月１９日朝刊掲載）