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被爆70年 歌で追悼 広島大生ら9月に催し

 被爆70年に合わせ、広島大合唱部の現役生と卒業生が、原爆犠牲者を追悼する入場無料のコンサートを9月5日午後2時から、広島市中区加古町のアステールプラザで開く。卒業生らを対象に、共演希望者を今月末まで募っている。

 「被爆70周年を追悼する歌の展覧会」と題し、歌を通じて犠牲者を悼み、平和を求める思いを次代につなぐのが狙い。広島にまつわる混声合唱やソプラノ独唱、欧州の作曲家によるミサ曲など、計15曲余りを披露する。

 52年にわたって広島大合唱部を指導し、昨年12月に退いた西尾優さん(80)=東区=が選曲し、タクトも振る。県内の合唱団にも呼び掛け、すでに約120人が参加の予定。希望者は事務局に電子メールで申し込む。nishio70memorial-sec@ml.hiroshima-u.ac.jp(田中美千子)

(2015年4月23日朝刊掲載)

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