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福島で「脱原発」アピール 原水禁大会 日程発表

■記者 岡田浩平

 原水禁国民会議などの原水爆禁止世界大会実行委員会は22日、福島第1原発事故を受け、「脱原発」を柱に7月31日の福島大会で始まり、広島、長崎を経て8月11日の沖縄大会まで続く日程を正式に発表した。

 福島市のホテルで開く福島大会は、最大400人規模。福島県双葉町で原発に反対している住民や、被爆者、チェルノブイリ原発事故(旧ソ連)被災者らの報告がある。事故の早い収束、脱原発を求める大会アピールを採択する。大会に先立ち、地元の県平和フォーラム主催の集会や行進もある。

 沖縄大会は沖縄県宜野湾市で開き、在日米軍基地問題をめぐるシンポジウムを計画。広島市での広島大会(4~6日)は核軍縮をテーマにした分科会など既に決定していた日程に、原爆ドーム前での脱原発集会を追加。長崎市での長崎大会(7~9日)にも集会と行進を加えた。

(2011年6月23日朝刊掲載)

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