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福島復興 歩みを伝える 広島県人会が写真パネル展 2015ひろしまフラワーフェスティバル

 ひろしま福島県人会は、東日本大震災で被災した福島県の復興の様子を伝えるブースを、原爆資料館の南側に初めて設けた。観光客を古里に呼び込もうと、豊かな花や果実などの魅力もPRしている。

 福島第1原発の事故以降続く復旧作業や生活再建に奮闘する県民の姿など、地元紙の福島民報社が撮りためた写真パネル48枚を展示。県人会のメンバー約10人が交代で説明役をしている。ツツジの名所、桃やリンゴ園などを紹介するパンフレットも配る。

 福島第1原発の北約8キロの浪江町から広島県坂町に避難している主婦渡部恵子さん(56)は「頑張っている古里の姿を一人でも多くの人に知ってほしい」と話している。(川上裕)

(2015年5月4日朝刊掲載)

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