上関原発計画 視察求め山口地裁に署名提出
15年5月11日
山口県が上関原発(山口県上関町)建設計画で中国電力に交付した公有水面埋め立て免許の取り消しを求めた訴訟で、原告の上関町祝島の漁業者や支援者たちが7日、訴訟の担当裁判官に建設予定地などの視察を求める要請書を5万1467人分の署名を添えて山口地裁に提出した。
要請書では、埋め立て工事が自然環境や漁場に与える影響は大きいと指摘。予定地周辺の生態系や祝島の暮らしの現状などを現地で検証した上で判決を出すよう求めている。
署名は、地裁に現地視察を求めている原告が2月から、全国の支援団体の協力も得て集めた。地裁は「取り扱いは裁判官が決める」としている。
(2015年5月8日朝刊掲載)
要請書では、埋め立て工事が自然環境や漁場に与える影響は大きいと指摘。予定地周辺の生態系や祝島の暮らしの現状などを現地で検証した上で判決を出すよう求めている。
署名は、地裁に現地視察を求めている原告が2月から、全国の支援団体の協力も得て集めた。地裁は「取り扱いは裁判官が決める」としている。
(2015年5月8日朝刊掲載)