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8・6式典 「平和への誓い」文案練り上げ 中区で児童代表ら

■記者 畑山尚史

 広島市の8月6日の平和記念式典で児童代表2人が読み上げる「平和への誓い」の文案を考える会議が25日、中区の原爆資料館であった。

 児童代表を含む6年生19人が4班に分かれ、世界に向けたメッセージを話し合った。班ごとに練り上げた文章を「誓い」として発表した。  子どもたちは「戦争は人間の力で終わらせることができる」「分かち合う心こそ世界を救う光」などと思いを表現した。東日本大震災を踏まえ、人のつながりの重要性を強調するフレーズもあった。

 文案は会議の議論を踏まえ、市教委がまとめる。代表の一人で西区の藤田菜乃歌(なのか)さん(11)は「みんなの心を精いっぱい伝えたい」と決意を新たにしていた。

(2011年6月26日朝刊掲載)

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