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金子一士氏 追悼する会 広島で16日

 広島県被団協の理事長を22年務め、1月4日に89歳で亡くなった金子一士氏を追悼する会が、16日午後2時から広島市中区中島町の広島国際会議場である。「金子一士さんを偲(しの)び遺志をつぐ会」で、県被団協や県原水協の代表が呼び掛け人。全員で黙とうし、献花する。

 金子氏は安芸区出身。19歳で入市被爆した。戦後、教職に就き1986年に市立中校長で退職。93年に県被団協の理事長となり、国内外で被爆体験の証言を続け、被爆者援護法制定を求める運動や原爆症認定集団訴訟にも尽くした。

 参列希望者の事前申し込みを受け付ける。県被団協事務局Tel082(296)0040。

(2015年5月9日朝刊掲載)

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