ネパール大地震 追悼の灯 広島の平和公園
15年5月11日
ネパール大地震の犠牲者の追悼と、被災地復興を願う催しが8日夜、広島市中区の平和記念公園であった。中区でヨガ教室を営むネパール人男性カルキ・パラメソールさん(47)が「遠くにいてもできることをしたい」と、有志と呼び掛けた。
参加者は任意の金額でカルキさんからキャンドルを購入。原爆ドーム対岸の親水テラスに並べて「FOR NEPAL(ネパールのために)」とのメッセージを浮かび上がらせた。金属製のわんの縁を木の棒でたたいて音を出すネパールの楽器シンギングボールも奏で、被災地に思いを寄せた。
ネパール出身で佐伯区の松田ジュナさん(34)は首都カトマンズ近くの祖父母方が被災したといい「みんなが元の生活に戻れるように」と願った。
キャンドルの代金は全額、現地の非政府組織(NGO)を通じて被災者支援に充てるという。(高本友子、菊本孟)
(2015年5月9日朝刊掲載)
参加者は任意の金額でカルキさんからキャンドルを購入。原爆ドーム対岸の親水テラスに並べて「FOR NEPAL(ネパールのために)」とのメッセージを浮かび上がらせた。金属製のわんの縁を木の棒でたたいて音を出すネパールの楽器シンギングボールも奏で、被災地に思いを寄せた。
ネパール出身で佐伯区の松田ジュナさん(34)は首都カトマンズ近くの祖父母方が被災したといい「みんなが元の生活に戻れるように」と願った。
キャンドルの代金は全額、現地の非政府組織(NGO)を通じて被災者支援に充てるという。(高本友子、菊本孟)
(2015年5月9日朝刊掲載)