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「100歳」原爆ドームたどる 広島市中区で16日講演会

 県物産陳列館として誕生して100年を迎えた世界遺産・原爆ドーム(広島市中区)の歴史を振り返る講演会が、16日午後3時半から中区の広島国際会議場である。広島ユネスコ協会の主催で無料。

 原爆資料館学芸課の菊楽忍さんが講師。同館で7月15日まで開いている「原爆ドーム100年の記憶」展に絡め、1915年4月5日に完成した陳列館の設計の経緯や、被爆後の惨状、世界遺産登録の背景などを写真も交えて紹介する。

 同協会は「歴史を知ってもらうことで原爆ドームをより大切に思ってくれれば」と期待している。定員40人で申し込みは不要。藤井孝行事務局長Tel090(7976)5940。(高本友子)

(2015年5月12日朝刊掲載)

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