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脱原発求め署名集め

■記者 野田華奈子

広島県被団協 本年度方針を決定

 広島県被団協(金子一士理事長)は1日、広島市中区で定期総会を開いた。福島第1原発事故を受け、脱原発を目指すことを盛り込んだ本年度の活動方針を決めた。同日から脱原発の署名集めを開始し、衆参両院の議長宛てに送る。

 約60人が出席した。金子理事長は「原発事故は原子力に依存することの危険性を示した」とあいさつ。核兵器廃絶を求める署名活動と並行し、国に脱原発を求める署名を集めることを確認した。今後、脱原発の署名集めの規模や期間を詰める。

 このほかの活動方針として、原発問題や自然エネルギーへの転換について学習する▽原発事故で県内に避難する住民や現地を支援する―などを採択した。

(2011年7月2日朝刊掲載)

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