エスキーテニス 市被爆70年事業 戦後の広島生まれ 東区で10月全国大会
15年5月28日
戦後広島で生まれたエスキーテニスの第36回全国大会が、広島市の「被爆70周年記念事業」の一つとして、10月に13年ぶりに同市で開催されることになった。主催の日本エスキーテニス連盟(同市南区)は「節目の年の大会を、広島で開催できるのは大変意味深い」と喜んでいる。
エスキーテニスは、羽根付きのスポンジボールを木製ラケットで打ち合うスポーツ。原爆の焼け跡に残った板きれでボールを打ち合ったのが始まりとされ、「スポーツを通して平和を」という願いを込めて考案された。競技人口は約6万人。
全国大会は年に1度行われ、約300人が参加する。記念事業に指定された今大会は、10月4日に東区スポーツセンターで開催。選手、役員による平和記念公園や原爆資料館の訪問なども予定されている。
同連盟の宇野本習(ならう)事務局長(57)は「戦後の復興を支えた平和のスポーツを、この機会に多くの人に知ってほしい」と話している。(口元惇矢)
(2015年5月28日朝刊掲載)
エスキーテニスは、羽根付きのスポンジボールを木製ラケットで打ち合うスポーツ。原爆の焼け跡に残った板きれでボールを打ち合ったのが始まりとされ、「スポーツを通して平和を」という願いを込めて考案された。競技人口は約6万人。
全国大会は年に1度行われ、約300人が参加する。記念事業に指定された今大会は、10月4日に東区スポーツセンターで開催。選手、役員による平和記念公園や原爆資料館の訪問なども予定されている。
同連盟の宇野本習(ならう)事務局長(57)は「戦後の復興を支えた平和のスポーツを、この機会に多くの人に知ってほしい」と話している。(口元惇矢)
(2015年5月28日朝刊掲載)