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女子教育 平和の原動力 広島女学院大など3学長講演

 女子大の学長たちが「女子教育のこれからと平和」をテーマに語り合う講演会が30日、広島市南区のホテルであった。戦後70年を機に広島女学院大が主催し、約500人が参加した。

 同大の湊晶子学長、津田塾大の国枝マリ学長、東京女子大の小野祥子学長の3人が講演。女性が教育を受けにくかった明治、大正期に創立した各大学の歴史を振り返り、「女性が自ら学んで考え、判断することが社会にとって有益で、平和を実現する原動力になる」などと話した。

 3人によるパネル討論もあり、女性が輝いて生きるための秘訣(ひけつ)を話し合った。湊学長は「男女同権と言っても、女性にしかできないことがある。自分の個性を大切にするべきだ」と強調した。(高田果歩)

(2015年5月31日朝刊掲載)

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