×

ニュース

死亡 援護法制定へ尽力 末宗明登氏

 (すえむね・あきと=広島県被団協元事務局長)13日、肺炎のため広島市東区の病院で死去、84歳。三原市出身。自宅は広島市東区上温品4の32の17。葬儀は15日午前11時から広島市南区南蟹屋2の7の6、玉泉院大州通り会館。喪主は妻豊子(とよこ)さん。

 1945年8月6日、爆心地から約2キロの勤務先の広島駅構内で被爆。戦後は国鉄で労働運動に打ちこんだ。1988年から2005年まで県被団協(金子一士理事長)の事務局長。広島被爆者団体連絡会議の事務局長も務め、被爆者援護法の制定運動や原爆症認定集団訴訟を支えた。

(2011年7月15日朝刊掲載)

年別アーカイブ