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平和伝える被爆樹切手 郵便局中国支社が6日発売

■記者 山本洋子

 郵便局中国支社(広島市中区)は原爆を耐え抜き、戦後の復興を見守ってきた被爆樹木を題材にしたフレーム切手「緑の伝言2008」を6日、発売する。

 平和記念公園(中区)のアオギリや観音小(西区)の校庭にあるクロガネモチなど10カ所を選び、それぞれ写真を80円切手にプリントし、10枚1組のシートとした。

 被爆樹の保存などを支援する中国博報堂と中国新聞社の共同広告キャンペーン「緑の伝言」との連携企画。シートに「被爆樹木たちの葉っぱには『あの日と63年の再生の記憶』が綴(つづ)られています」などとメッセージを添えた。

 1シート1200円。1000部印刷し、6日に広島中郵便局(中区)前の臨時出張所で発売。7日以降は広島市の中、東、西、南区と広島県府中町の郵便局(簡易郵便局は除く)で販売する。

(2008年8月3日朝刊掲載)

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