社説・コラム

　「広島は世界でもっと名の知れた街に発展してほしい」と話すのは、駐広島韓国総領事館（広島市南区）の徐張恩（ソ・ジャンウン）総領事。中区で大学生たち約４０人に、街づくりについて講義した。

　日本は都市による違いが小さいと指摘。「街のブランド力を高め、外国人から何度も訪れたいと思われることが真の国際都市への道だ」と強調した。

　着任して１年余り。「広島市への愛情は深い。象徴の『平和』をどう都市に凝縮できるか、一緒に考えたい」（堀晋也）

（２０１５年６月９日朝刊掲載）