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高校生平和大使 最多の22人決定 14日に就任

 国内外で核兵器廃絶を訴える第18代高校生平和大使に、16都道府県の22人が決まった。過去最多。広島、長崎両市を拠点とする派遣委員会が10日、発表した。

 高校1、2年の女子20人と男子2人。地元に支援組織ができた新潟県で1人を選出したほか、全国枠で千葉県と大阪府からも初めて各1人を選んだ。すでに発表していた広島県枠は県立広島高1年井上つぐみさん(15)と、福山暁の星女子高1年脇原華怜(かれん)さん(16)の2人。

 22人は13日に広島市中区で研修を受け、14日の結団式で就任する。8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れてスピーチするほか、核兵器廃絶を求める署名活動をする。

(2015年6月11日朝刊掲載)

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